少ない電力でお湯を沸かせるエコキュートの仕組みとは?
2023/07/18
省エネや環境に優しいとして注目されているエコキュートは、どのような仕組みになっているのでしょうか。
給湯器を交換するタイミングで、導入を検討される方も多いでしょう。
そこで今回は、エコキュートの仕組みについて解説いたします。
エコキュートの仕組み
お湯を沸かすヒートポンプユニット
エコキュートはガス給湯器とは異なり、2つのユニットで構成されます。
そのうち、お湯を沸かすために必要なのが「ヒートポンプユニット」です。
エアコンの室外機のような形で、その仕組みもエアコンの室外機と似ています。
エコキュートでは、自然冷媒の1つである二酸化炭素が使われているのが特徴です。
エコキュートは空気中にある熱を持った二酸化炭素を集め、お湯を沸かすのに使っているのです。
ヒートポンプユニットに搭載された熱交換器に繰り返し熱が伝わり続けることで、水温がどんどん上昇していきます。
最高温度は90度近くまで上がるため、非常に高温のお湯が作れるというわけです。
お湯を貯める貯湯ユニット
エコキュートを構成する2つのユニットのうち、もう1つがお湯をためる「貯湯ユニット」です。
ヒートポンプユニットで熱交換器に自然冷媒を集約し、作り出したお湯を貯湯ユニットにためておきます。
貯湯ユニットはヒートポンプユニットで作り出された高温のお湯と、給水管を通って送り込まれる水との混合層でできています。
水とお湯の両方を貯湯ユニットの内部にためておくことで、適温にしてからお風呂やキッチン・洗面所などで使う仕組みです。
まとめ
エコキュートは「ヒートポンプユニット」と「貯湯ユニット」の2つのユニットから構成される給湯器です。
空気中の大気熱を上手に利用する仕組みで、お湯を沸かす電力の消費を抑えています。
宮城県仙台市にある弊社は、エコキュートの販売を行っております。
どうぞお気軽にお問い合わせください。