ZEH住宅とは？そのメリットについて
2022/11/09
最近の新築住宅情報を見ていると「ZEH」や「nearly ZEH」という言葉を目にすることが増えてきています。
なんとなく環境に良さそうなイメージがあるものの、内容についてよくわからない方もいらっしゃるでしょう。
今回は「ZEH」について、そのメリットと合わせてご紹介します。
ZEHとは
ZEHとは、NET ZERO ENERGY HOUSE（ネットゼロエネルギーハウス）の略です。
直訳すると「エネルギー収支をゼロ以下にする家」という意味です。
生活における消費エネルギーを抑え、太陽光などで発電した電気で賄うシステムが備わった家がZEH住宅として認定されます。
家の断熱性能自体を上げることによって、外気温から起こる室内の気温変動を抑えられます。
そうすることで、冷暖房を省エネ温度に設定していても、快適に過ごしながら省エネに取り組めるのです。
全ての新築住宅がZEHを目指すことで、日本全体のエネルギー消費量に大きなインパクトを与えることができると考えられています。
住む人にとってのZEH住宅のメリット
ZEH住宅には環境にとって大きなメリットがあることをお伝えしました。
ZEH住宅は、住む人にとっても光熱費が削減できるという大きなメリットがあります。
自家発電で生み出した電気を消費するため、昼間の光熱費を抑えることができます。
加えて、断熱性能を良くすることで家屋内の大きな温度差がなくなり、ヒートショックのリスクを減らすことができます。
環境だけでなく、住む人にとっても良い住宅と言えるでしょう。
まとめ
ZEH住宅とは、エネルギー収支をゼロにすることを目標とした住宅のことです。
外気からの影響を抑えることでエネルギー消費量を減らし、太陽光発電や蓄電により光熱費を下げることができます。
また、室内の気温差によるヒートショックの危険性を下げることもできるため、体にもやさしい住宅と言えるでしょう。
これから新築をお考えの方やリフォームをご検討される方は、このような住宅も選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。
